興味ない人はスルー推奨。
ENERMAX(エナーマックス)という電源メーカーがあります。
PCレビュー関係のサイトでは人気が高く、2chでは酷評な電源です。
今回は1万円以内の良質電源を探しまくるPart37から興味深い内容を紹介します。
今の世代なら必要な大体のラインがぼんやりとだけど分かってて
~399W電源で270uF
~499W電源で330uF
~599W電源で390uF
~699W電源で470uF
~799W電源で560uF
~899W電源で700uF(このあたりから複数本計算)
これがEnermax流コストカットになると、
350~ 420W電源で220uF
500~ 520W電源で180uF+180uF or 330uF
620~ 720W電源で220uF+220uF or 390uF
850~ 900W電源で180uF+180uF+180uF
950~1040W電源で220uF+220uF+220uF
1050~1140W電源で220uF+220uF+220uF
1200~ 電源で220uF+220uF+220uF
要は小容量を大量に納入してコストカットを計る手法という事ですね
さらには85℃品。
例えばSeasonicOEMのCorsair CMPSU-620HXJP等は
470μFの105℃品。
** 85℃品と105℃品で寿命が4倍違うらしいですが…
もちろんコンデンサだけで電源の善し悪しって決まりませんが
CMPSU-450HXJP
330μF+105℃品。SeasonicOEMでガラエポ基板じゃないのがネックですが
この価格帯では頑張っているかと。
LIBERTY ECO ELT400AWT-ECO
まぁ50W違うじゃんと言われればそれまでですが
約千円ほどの価格差でどちらを選ぶかはあなた次第という事で。
仮に、Enermaxのコストカットをやめるなら↓
EES400AWT
SMQ(85℃)220uF → KMQ(105℃)270uF
224円 → 304円
INFINITI
SMQ(85℃)390uF → KMQ(105℃)470uF
224円 → 507円
EGX1250EWT
SMQ(85℃)220uF*3本 → KMQ(105℃・450V)390uF*2本
672円 → 1,358円
低価格帯はこういうコストカットしていても
しょうがないで済ませる事もできますが
GALAXY EVO EGX1250EWTとかの1000W級モデルでされるとちょっと悲しくなってきますねぇ
あと一つ、Enermaxが85℃品を使う理由として、コンデンサの電荷を稼ぎやすいって言うのがある。
85℃品は一般に言って耐久性は低いけど、電荷は稼ぎやすい。
あろうことか、新品の動作状態でなら
105℃品270uF < 85℃品220uF
さえも成り立ってしまう。
大胆にコストカット仕掛けても、レビューワのテスト上でも、消費者が買って使ってみても分からない。
85℃品だからと言って馬鹿に出来ない面がそこにある。
ID:WBUcnWlcさん貴重な情報ありがとう…
*** DOS/V POWER REPORT | PC自作大全 2008電源編
2 Comments:
気になるなら自分で交換すればいいんだよ。
本当に理屈わかってるのなら。
>>FLEG
分解すると保証が受けられないと…。
んまぁ多分SeasonicOEM系しかこれからも買わなさそうなのでいいんですけどね
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